イケメン義弟のお誕生日に思うこと

今日は週末で、義理の弟の誕生日を兼ね、さらにクリスマスと正月をかねたとような家族の集まりがあった。義父の現在のパートナーはとても気が良く美人で、ビーガンだが料理上手でレパートリーが豊富で全部手作りをする、義理の父も負けず劣らず手料理はなかなかの腕前だ。特に毎年クリスマスにはもてなし料理で迎えてくれご馳走を振る舞ってくれる。。

そんな彼らの家にお呼ばれに行った。

集まったのは家族とそのパートナーで私も良く知っているメンバー。お宅にも何度か伺った事があるので気楽に過ごす事ができる。

そんな家での集まりも昨年中はやはり自粛ムードであまり出来ず、久しぶりに普通に楽しく過ごす事ができたが、決められた20hまでの帰宅に間に合うように皆一斉に早めに切り上げて戻ってくるので、帰りはそんな人達の車で渋滞だった。

 

という事で気の優しい義理の父には3人息子がおり皆独立しているが旦那含め皆それぞれ仲は良い。パートナーにも3人の子どもがいる。そのうち2りがまだ未成年の学生でこちらもみんな気が優しく可愛い。

ステップファミリーと言うわけだがみんな微笑ましいほど仲良くやっている。

そして今日の一番の主役の義弟だが、まあ超男前っていうのか、イケメンというのか、長身で細身の彼の髪は細くしなやかな明るいナチュラルなブロンドで、今は少しロングにしている。24の誕生日を数日前にむかえたばかりだが、とにかく会うたびますます男っぷりが上がり少年から青年とカッコよくなっていくのである。

またその下にも末の弟がいるが、この2りの義弟は父譲りの長身で若さゆえの細身。ぐんぐん背が伸びてあっという間に長男である私の旦那は、この2りに背を抜かれてしまった、まだこの先もさらにその差は伸びそう。。特にヒョロヒョロっと細い末っ子がいつの間にか1番背が高くなっているではないか。こちらもどんどん少年から若者らしくなっていく。

今日のメニューは、また話すこととして、みんなで食べて、シャンパンにワイン。今日はブルゴーニュの赤ワインだったな、美味しかった!

そしてそれぞれがそれぞれに用意したプレゼント交換タイムがと続いていく、ツリーの下にたくさん置かれていたプレゼントが各々リレーして手渡しされ配られていくとツリー前の床がようやく見えてきた頃、お手製のレインボーケーキの仕上げにといっぱい飾りを付けられるといよいよろうそくの着火。

その部屋をしばし追い出されていた義弟が今度は呼び戻され、歌がかかる中で、やれ願い事をしろ、やれろうそくの火を吹き消せと囃し立てられ、本人はその中でようやく最後のろうそくをふき消した。

24歳の彼は、どんな気持ちでなにを願ったのかは誰にも分からないが、みんなに祝われてとっても幸せだと感じてる事には間違いないだろう。

それもそのはず、ついこの間、横転事故という大変な事故を経験したばかりで本人は元より家族も真っ青になるほどの衝撃的な車の有り様で私も写真で見た、よく無事だったものだと。そんなまだみんなの記憶に新しい出来事があったばかりだったから、この誕生日をわいわいと今日祝えた事を各々がより嬉しくよりひしひしと感じてるのは間違いなかった。

義弟は昨年はあいにく事故が相次いだのだが毎回奇跡的に無傷でいられたのも彼の強運を示しているわけだが、これだけ周りに誕生日祝いとして彼を見守ってる人がいると言う事も、持って生まれた彼の幸運と強運を物語っているなあと単純に思わずにいられなかった。

「みんなが無事にまた楽しく集えますように!」

私なら今日のろうそくを吹く前にこう願ったかな。

 

皆さんは24歳の誕生日になにを願っていましたか?

そしてその願いは叶ったのでしょうか?

 

。。。私は全く覚えていないなあ。

「素敵な彼が出来ますように!」とかかなあ。24歳ってお年頃ですものね (笑)

「キャリアアップを」とかね、その頃そう言う願いもあったとも思うけれど、何にせよ、今思えば、なにが本当に大事なのかなど、全くもって何も思っても分かっていないお年頃だったような気がします。

 

毎年なにを願っていたのか、全く分からないのだけど、毎年欠かさずろうそくを吹くまえに願い事を唱えているという自覚はあるし、かと言ってひとりで吹き消した記憶は無いのだから、家族や夫や友人なり誰かしらがその時に必ず一緒に祝ってくれていたという事を思えば、やはり弟の幸運や強運を私も同じように持っているのかも知れないと、今ふと思ってしまった。

 

そんな周りの人々の幸運や強運をバックアップするために、私もやはりこれまで通り、ろうそくを持ち歩き何はともあれ、ケーキの上に火を灯し、やれ願え、やれ吹き消せとやっぱりそばで祝っていきたいと、改めて思ってしまった。

今度はケーキばかりに集中!ではなく、火に灯されたてゆらゆら照り出される周りにいてくれる顔を見てみよう。そしてひとりひとりにお礼を言いたいと思う。

ここ長年は夫と美味しいものを食べてプレゼントをもらってという感じだが、私も今度の誕生日はなんだかいっぱいの人の顔を見たくなった。

年々集まりが苦手になって、すっかり引っ込み思案になっていたから、家族だけで誕生日を迎えていたけど、今度のお店があるしお披露目も兼ねて来てくれた人みんなの写真を撮ったり、そばにいて祝ってくれる人の表情や言ってくれる言葉をよく聞いて、その1年の宝物として取っておくのも後々まで嬉しい記念になってよいと思う。

そして誕生日は感謝を伝える日にしよう!

 

なんだか富に、年を取りたくない〜とか、乗り気じゃなかったり、わちゃわちゃとして乾杯だけはすませてみたりと、イベントのためのイベントになりがちだったけど、これからはちょっと違う意味を持って誕生日を迎えられる気持ちがした。

 

誕生日には周りの人に、こんなことをちゃんと伝えたいと思った、

「いつもありがとう、おかげでとっても幸せだよ」

そんな感謝を伝える日にしたいと思った。